Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Cisco、「Apache Struts 2」脆弱性の影響受ける製品リストを更新

「Apache Struts 2」に深刻な脆弱性「CVE-2017-5638」が見つかった問題で、Cisco Systemsは、同脆弱性の影響を受ける同社製品のリストを更新した。

3月6日に「Jakartaマルチパーサー」に関する脆弱性「CVE-2017-5638」が公開されたことから、同社では3月より対応状況のリストを公開しているが、5月5日に同リストをアップデートした。

4月19日に「Cisco Emergency Responder」のパッチが公開されたほか、あらたに「Cisco Prime License Manager」の修正版がリリースされたという。また「Cisco Unified SIP Proxy Software」に関しては6月にアップデートの提供が予定されている。

20170510_cs_001.jpg
影響を受ける製品のリスト(表:Cisco Systems)

(Security NEXT - 2017/05/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Pythonの「tarfile」モジュールに脆弱性 - クリティカルも
「M365 Copilot」に情報漏洩の深刻な脆弱性 - すでに修正済み
「Firefox」に脆弱性、アップデートを公開 - 「クリティカル」との評価も
「Ivanti Workspace Control」に複数脆弱性 - アップデートを公開
新規セキュリティアドバイザリ14件を公開 - SAP
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意
「GitLab」に複数脆弱性 - 早急にアップデートを
MS、6月の月例パッチを公開 - ゼロデイ脆弱性などへ対応
「Adobe Acrobat/Reader」に複数脆弱性 - アップデートで修正
「FortiOS」に複数脆弱性 - 権限の昇格やセッション管理不備など修正