NEC、AIを活用した脅威分析システムをセキュリティ監視サービスに導入
NECは、セキュリティ監視サービスにおける監視業務の高度化や効率化に向けて、AIを活用した「脅威分析システム」を開発した。
同システムは、ファイアウォールやIDS、IPSなどのセキュリティ機器から収集した大量のアラート通知に関係するパケット情報を分析。過去に事例のあるパケット情報との類似度を可視化するもので、脅威レベルや誤検知の判別を支援する。
過去のパケット情報の分析結果とアナリストの判断結果を学習し、アラート通知を分類するためのフィルタリングを自動生成することが可能。対処が不要なアラートや誤検知を削減できるとしている。
同社によれば、セキュリティ監視サービスにおける試験導入では、アナリストが分析対象とするアラート通知の件数が従来の3分の2に減ったという。
(Security NEXT - 2017/05/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
IIJ、「Mirai亜種」解析ツールを無償公開 - C2や感染傾向を可視化
問題の難易度のみに依存しない「kCAPTCHA」を開発 - KDDI
組織内の「SaaS」や「生成AI」リスクを可視化するソリューション
遷移条件の設定にも対応、クラウド型のウェブ脆弱性診断サービス
より柔軟なサービスが可能となるMSSP向けプログラムを開始 - Vectra AI
詐欺対策に特化したスマホアプリを提供 - トレンドマイクロ
新シリーズ「FortiGate 200G」を発表 - フォーティネット
保険料算出に「AWS Security Hub」の評価を活用 - 東京海上日動
ラック、生成AIシステム特有のセキュリティ問題を診断するサービス
生成AIに擬似攻撃、リスクを評価するサービス - NRIセキュア