3月にウェブ経由の攻撃が増加、前月の1.5倍に - 「Necurs」復活でスパム増加の兆し
攻撃に悪用されたエクスプロイトキットは、「RIG」が13.6%で最多だが、全体に占める割合は前月の25%から11.4ポイント後退。「SunDown(3.1%)」「Magnitude(1.5%)」と続く。
同社が扱ったメールに対するスパムの割合は、前月から0.1ポイント上昇し53.8%だった。マルウェアを感染させるために送信されたメールは668件あたり1件。635件あたり1件だった前月からわずかに改善した。
一方同社では、3カ月間停止していたボットネット「Necurs」が、3月末に再び活動を再開したことを観測している。
初日に200万件のメールを遮断し、その後もボットネットの活動時間帯には1時間あたり10万件を超えるメールを遮断している状況だという。
同ボットネットの復活によって、4月以降スパムやマルウェア感染メールの割合が上昇する可能性があるとし、同社では警戒を強めている。
(Security NEXT - 2017/04/18 )
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