Officeゼロデイ脆弱性に対する大規模メール攻撃、国内影響なし - 12日以降沈静化
同問題に関して、トレンドマイクロにおいても4月10日から翌11日を中心に、ゼロデイ攻撃が展開されたことを確認。同社のクラウド基盤では、海外を中心に全世界で80万通以上のメールを検知したという。

トレンドマイクロによる検知状況の推移
日本国内への影響について同社は、国内で攻撃メールを受信したケースは確認されておらず、ほとんど影響がなかったと分析。
また同月12日以降は攻撃が沈静化したという。
しかしながら、すでに脆弱性を悪用した攻撃が発生していることから、今後国内に対する攻撃が発生する可能性もあると同社は指摘。セキュリティ更新プログラムを早期に適用するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/04/13 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
セイコーエプソン製プリンタドライバに脆弱性 - 日本語以外の環境に影響
米当局、悪用が確認された脆弱性4件について注意喚起
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ