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専任CISO設置の国内企業、3割満たず - 欧米と2倍以上の開き

CSIRTの設置状況を見ると、CSIRTを設置している割合は日本が22.6%、米国が55.6%、欧州が32.9%だった。

CSIRTという名称ではないが、インシデント対応を担当する組織がある割合は、日本が44.2%、米国が34.5%、欧州が45.1%。日本では3割を超える企業が、インシデント対応を行う組織が決まっていなかった。

CSIRTに対する満足度では、「期待したレベルを満たしている」と回答した割合は、日本が18.4%だったのに対し、米国は60.8%、欧州は45.4%と差が見られた。

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(Security NEXT - 2017/04/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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