「No More Ransom」へJPCERT/CCなど30組織があらたに参加 - 76組織へ拡大
ランサムウェア対策を進める官民連携プロジェクト「No More Ransom」の輪が広がりを見せている。30組織があらたに参加したほか、あらたな復号ツールも追加されている。
「No More Ransom」は、欧州刑事警察機構(ユーロポール)、オランダ警察、Intel Security、Kaspersky Labなどが中心となり、展開している官民連携プロジェクト。端末内のデータを暗号化し、金銭を要求するランサムウェアに対抗し、復号ツールの提供や啓発活動などを展開している。
今回あらたに、アソシエイトパートナー7組織をはじめ、JPCERTコーディネーションセンターを含む30組織があらたに協力を表明。参加組織は76組織となった。あらたな復号ツール15件が追加されたほか、日本語をはじめ、対応言語の拡大を図っている。
(Security NEXT - 2017/04/05 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2025年8月3日〜2025年8月9日)
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
DBD攻撃で拡大、ランサムウェア「Interlock」に警戒を
先週注目された記事(2025年7月20日〜2025年7月26日)
警察庁、ランサムウェア「Phobos」「8Base」の復号ツール開発
先週注目された記事(2025年4月27日〜2025年5月3日)
まもなくGWの長期休暇 - セキュリティ対策の確認を
先週注目された記事(2025年4月13日〜2025年4月19日)
ランサムウェアへの対処を学ぶカードゲーム - JC3が無償公開
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に