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WordPress向け投票プラグインにXSSの脆弱性 - アップデートで修正

WordPress向けに投票機能を提供するプラグイン「YOP Poll」に脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートで修正されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同プラグインに「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2017-2127」が判明したもの。同プラグインを利用するサイトへアクセスしたブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるおそれがある。

エスアイイーの上嶋翔氏、本田崇氏、小川剛氏、梅原未那穂氏が情報処理推進機構(IPA)へ脆弱性を報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施した。開発者は「同5.8.1」で脆弱性を修正。現在は最新版となる「同5.8.2」がリリースされている。

(Security NEXT - 2017/03/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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