「Apache Struts 2」脆弱性、複数VMware製品に影響 - パッチ提供保留、一部緩和策も
ウェブアプリケーションフレームワークである「Apache Struts 2」に脆弱性「CVE-2017-5638」が見つかった問題で、VMwareは同社の複数製品が影響を受けることを明らかにした。
同社によれば、「Horizon Desktop as-a-Service Platform(DaaS)」「VMware vCenter Server(vCenter)」「vRealize Operations Manager(vROps)」「vRealize Hyperic Server(Hyperic)」に関しても、「Apache Struts 2」の脆弱性「CVE-2017-5638」の影響があり、リモートでコードを実行されるおそれがあるという。重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」。
いずれも3月13日の段階でパッチの提供は保留とされており、「vCenter 6.5」「同6.0」に関してのみ、緩和策がアナウンスされている。
(Security NEXT - 2017/03/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Apache Tomcat」にアップデート - 脆弱性「MadeYouReset」を解消
「HTTP/2」実装に「MadeYouReset」脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Palo Alto、セキュリティアドバイザリ6件を公開
「Spring Framework」に脆弱性 - アップデートで修正
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ