ランサムウェアと戦う高専生を資金や技術面で支援 - ラック
若年層のエンジニアを対象とした育成支援プログラム「すごうで」を展開するラックは、2017年度の支援対象者として千葉県在住の高専生を選出した。
同社では、2016年10月から2017年1月にかけて同プログラムへの参加者を募集。4件の応募があり、ランサムウェアによる被害に遭ったパソコンから、知識がなくてもデータを復元できるソフトウェアの開発を目指す企画を提案した木更津工専4年生の小高拓海さんを選出した。
小高さんは、実際にランサムウェアの被害に遭うも、バックアップからスムーズに復旧できた経験を持ち、知識がなくてもランサムウェアの被害から復旧できるよう、自動的にバックアップできる環境を実現するソフトウェアの開発を目指しているという。
同社では活動費用として100万円を上限に支援するほか、マルウェアに関する技術的な助言や試作ソフトウェアの検証などへ協力するとしている。
(Security NEXT - 2017/03/01 )
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