なぜ? 念入りにセキュリティソフトを暗号化対象からはずすランサムウェア
ランサムウェア「Cerber」のあらたな亜種が確認された。暗号化の対象から念入りにセキュリティ対策ソフトウェアを除外する機能を備えていたという。
問題の「Cerber」は、日本国内においてウェブ経由で感染するランサムウェアのうち、9割を占めている。トレンドマイクロによれば、同ランサムウェアは、データベースの暗号化や音声による脅迫など、機能追加がめざましいが、今回確認された亜種には、セキュリティ対策ソフトウェアを検出し、暗号化対象からはずす機能を備えていたという。
ランサムウェアは、感染後に端末上で脅迫内容を表示し、金銭を要求する必要があることから、動作に影響しないようOSや実行ファイルなどは暗号化せず、特定の拡張子を持ったファイルのみを暗号化するのが一般的で、セキュリティ対策ソフトも従来より暗号化の対象とされていない。
しかし、同社があらたに確認した亜種では、「Windows Management Instrumentation」の機能を利用してセキュリティ対策ソフトウェアを検出。あえてマルウェア対策やファイアウォールなどを暗号化しないようホワイトリストへ追加する機能を備えていた。攻撃者が念入りにセキュリティ対策ソフトの暗号化を避ける意図は不明だという。
(Security NEXT - 2017/02/22 )
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