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約3600人分の患者情報含むUSBメモリを紛失 - 埼玉県

埼玉県立循環器・呼吸器病センターの医師が、患者の個人情報が保存されたUSBメモリを鞄ごと紛失したことがわかった。

同県によれば、医師が自宅のパソコンでデータを整理するため無許可で持ち出したUSBメモリを、帰宅途中に鞄ごと紛失したもの。

問題のUSBメモリには、医師が同センターで処置した患者約3600人分の氏名、性別、診察券番号、処置年月日、処置の内容、放射線検査画像、担当医師の氏名などが保存されていた。USBメモリにパスワードは設定されていないとしている。

1月25日、講演会の終了後にほかの医師2人と食事をしてから1台のタクシーに同乗し、自宅に向かったが、その途中、鞄の紛失に気付いたという。

同センターでは、対象となる患者と家族に対し、説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2017/02/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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