【特別企画】スマホの先にあるIoTやAI時代のセキュリティ - 都内でシンポジウム
インターネットとの接点が爆発的に増加する「IoT(Internet of things)時代」に向けて、「IoT」をはじめ、今後社会として解決すべきセキュリティの課題について語るシンポジウム「スマートフォン/IoT、その先にあるICT社会のセキュリティについて考える」が2月8日に都内で開催される。
「シンギュラリティ」をテーマに基調講演を行う同協会会長の安田浩氏
同イベントは、日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)が企画、開催するシンポジウム。会員に限らず、一般からも無料で参加できる。
同協会では「スマートフォン」を身近なインターネットのインターフェースとして捉え、技術や管理、利用など多面的な角度からセキュリティを研究、啓発に取り組んできたが、それらで得た知見をIoTのセキュリティにも応用。
あらたに社会が抱えるセキュリティの課題解決に向けて、今回のシンポジウムでは、「IoT」や「AI」「制御システム」など、「スマートフォン」はもちろん、さらに一歩踏み込んだテーマも盛り込んだ。
基調講演には東京電機大学の学長で、同協会の会長および代表理事を務める安田浩氏が登壇。IoT時代とともに到来が予想されるAIが人間を超えた「シンギュラリティの世界」をテーマに講演する。
パーソナル情報を利活用する側面から、個人情報保護委員会事務局の参事官である小川久仁子氏を特別講演に招き、5月に全面施行される「改正個人情報保護法」について解説する。
技術面では、セキュアコーディングに注目が高まりつつあるiOSも含め、「ハイブリッド・モバイルアプリ」のセキュリティをテーマとしたセッションを予定。
Androidアプリの開発で広く利用されている「セキュアコーディングガイド」の最新版を紹介するほか、最新Androidの動向に迫るなど専門家による定番セッションも用意した。
さらに人材育成にもフォーカス。同協会と連携し、若年層へのセキュリティ啓発活動を展開する学生団体「Re:inc」が大学生、社会人のネット意識調査を紹介。スマートフォン世代の「新入社員」に対するセキュリティ教育について、パネルディスカッションを通じて議論する。
クラウド利用における安全性を高める「Office 365認証強化」や、制御システムにおけるセキュリティへフォーカスした「インダストリアルセキュアIoTソリューション」といったセッションも聴講できる。
会場はベルサール神田。一般参加も可能で定員は200名。参加費は無料。同協会ウェブサイトより事前申込を受け付けており、定員になり次第、締め切りとなる。
(提供:日本スマートフォンセキュリティ協会 - 2017/01/27 )
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