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Ruby用エディタに脆弱性 - アップデートがリリース

青少年向けプログラム教育の普及活動を行うRubyプログラミング少年団が提供するRuby用エディタ「smalruby-editor」に、OSコマンドインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同0.4.0」および以前のバージョンに、同ソフトが動作するシステムのコマンドが実行可能となる脆弱性「CVE-2017-2096」が含まれていることが判明したという。

同脆弱性は馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したアップデートとなる「同0.4.1」が公開されている。

(Security NEXT - 2017/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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