Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Ruby用エディタに脆弱性 - アップデートがリリース

青少年向けプログラム教育の普及活動を行うRubyプログラミング少年団が提供するRuby用エディタ「smalruby-editor」に、OSコマンドインジェクションの脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「同0.4.0」および以前のバージョンに、同ソフトが動作するシステムのコマンドが実行可能となる脆弱性「CVE-2017-2096」が含まれていることが判明したという。

同脆弱性は馬場将次氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したアップデートとなる「同0.4.1」が公開されている。

(Security NEXT - 2017/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Ruby」に3件の脆弱性、アップデートで修正を実施
Node.js向けMySQLクライアント「MySQL2」に脆弱性
「GitLab」に複数脆弱性 - セキュリティパッチをリリース
国家関与のサイバー攻撃「ArcaneDoor」 - 初期侵入経路は不明、複数ゼロデイ脆弱性を悪用
「PAN-OS」の脆弱性侵害、段階ごとの対策を説明 - Palo Alto
国内でも被害発生、「ColdFusion」の既知脆弱性狙う攻撃
バッファロー製ルータに脆弱性 - パスワード取得、コマンド実行のおそれ
米政府、悪用が確認された脆弱性3件について注意喚起
「Cisco ASA」「FTD」に複数脆弱性 - ゼロデイ攻撃も発生
「Chrome」にアップデート - 「クリティカル」の脆弱性などを解消