セキュリティ甘い「MongoDB」狙ったランサム攻撃が発生中
外部へ公開されている「MongoDB」のデータを利用できなくし、復旧を条件に金銭を支払うよう脅迫するランサム攻撃が発生している。
今回確認された攻撃は、認証を設定せず、外部よりアクセス可能となっている「MongoDB」に対して行われているもの。攻撃を確認したGDI FoundationのチェアマンであるVictor Gevers氏が注意喚起を行った。
同攻撃では、データベース内にメッセージを残し、0.2BTCを特定のビットコインアドレスに対して支払い、復旧を望むサーバのIPアドレスをメールで連絡するよう求める内容だった。Shodanの設立者であるJohn Matherly氏によると、すでに1800以上のサーバが影響を受けている。
指定したビットコインのアドレスに対し、2016年12月21日より支払いが行われた記録が残っており、日本時間1月5日の時点ですでに18件が支払われていたが、攻撃者が別のアドレスを用いているとの情報もあり、実際にはさらに多くの金額が支払われている可能性もある。
(Security NEXT - 2017/01/05 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
番組編集ネットワークにランサム攻撃 - ケーブルテレビ可児
ランサム被害で顧客や取引先の情報が流出 - アスクル
先週注目された記事(2025年11月2日〜2025年11月8日)
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
ランサム攻撃でシステム障害が発生、影響など調査 - エネサンスHD
一部サーバでランサム被害、バックアップ削除も - 新報国マテリアル
先週注目された記事(2025年10月26日〜2025年11月1日)
ランサム被害でシステム障害、グループ各社に影響 - テイン
ランサム攻撃者が犯行声明、事実関係を確認中 - アスクル
アスクル、手動出荷を試験運用 - 一部医療介護顧客で開始

