NETGEAR製ルータ向けに修正ファームウェア - ベータ版利用者も早期更新を
NETGEARが提供する複数のルータに、コマンドインジェクションの脆弱性が見つかった問題で、同社は脆弱性を修正したファームウェアをリリースした。
問題の脆弱性は、認証を必要とせずにウェブインタフェースよりコマンドが実行可能となる「CVE-2016-6277」。「認証の欠如」や「クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)」などの脆弱性も含まれる。
脆弱性の判明を受けて、同社では脆弱性を解消したファームウェアの開発を進めていたが、今回全製品のアップデートが利用可能となった。
また同社ではベータ版のファームウェアを先行して公開していたが、コマンドインジェクションの脆弱性が残っている可能性もあるとして、最新のファームウェアを早期に適用するよう強く推奨している。
影響を受けるシステムは以下のとおり。
R6250
R6400
R6700
R6900
R7000
R7100LG
R7300DST
R7900
R8000
D6220
D6400
(Security NEXT - 2016/12/27 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性