Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消

マイクロソフトは現地時間6月13日、同社ブラウザ「Microsoft Edge」のセキュリティアップデートをリリースした。

「Chromium 137.0.7151.104」「同137.0.7151.103」がリリースされたことを受け、これらバージョンをベースとした「MS Edge 137.0.3296.83」をリリースしたもの。

「Chromium」における脆弱性の修正を反映したもので、「MS Edge」固有の脆弱性などは含まれていない。

具体的には、メディア処理における解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-5958」を修正。

あわせてスクリプトエンジン「V8」における型の取り違えの脆弱性「CVE-2025-5959」に対応したとしている。

重要度に関しては、Googleがいずれも上から2番目にあたる「高(High)」とレーティングしている。

(Security NEXT - 2025/06/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Spring Framework」「Spring Security」に認可回避の脆弱性
「NVIDIA Triton」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
最新OS「iOS/iPadOS 26」公開 - 旧OSではゼロデイ脆弱性を解消
Apple、「macOS Tahoe 26」で脆弱性77件を修正 - 旧OSも更新
ワークフロー管理ツール「Apache DolphinScheduler」に脆弱性
Samsung、モバイル端末の複数脆弱性を修正 - 一部で悪用も
AI開発フレームワーク「Flowise」に複数の「クリティカル」脆弱性
「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み