Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

横浜市の住基ネット障害、手順書記載ミスで

横浜市の住民基本台帳ネットワークシステムで障害が発生した問題で、委託先が作成した「手順書」が原因だったことがわかった。

12月8日に住民基本台帳ネットワークシステムのコミュニケーションサーバにおいて障害が発生したもの。障害の影響で終日マイナンバーカードを交付できなくなるなど影響が出た。

障害は前日7日20時過ぎにサーバ機器のメンテナンス作業において発生。翌8日の8時半からコミュニケーションサーバが正常に稼働しない状況に陥ったという。

翌9日0時過ぎに復旧したが、同市では情報システム機構と協力してログ解析や再現テストを行い、原因の究明を進めていた。

同市によれば、障害の原因は委託先である富士通が作成した「手順書兼チェックシート」。パスワード変更作業に関する記載に誤りがあり、手順に従って操作したことで障害が発生した。

地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が運用保守手引書の改訂を行っており、富士通もそれに従って改訂していたという。

手順書はすでに修正済みで、パスワードについては復旧作業の過程で変更している。同市では富士通に対し、厳重注意を行った。

(Security NEXT - 2016/12/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

マイナンバーカードの住所更新でミス、廃止状態に - 大阪市
新潟県で偽国勢調査員による「かたり調査」が発生
交付前のマイナンバーカード2枚が所在不明に - 茂原市
なりすまし不正口座開設、写真なし証明書を悪用 - 筆跡が酷似
交付前のマイナンバーカードが所在不明 - 和泉市
顧客情報流出でサクソバンク証券に業務改善命令
マイナンバーカード紛失、誤廃棄か - 摂津市
マイナポイント、約6割が利用したい - 根強い不信感も
「e-Tax受付システム」利用者向けのChrome拡張機能に脆弱性
マイナンバーカード、「いつものパスワード使う」との声も