「NTTコミュニケーションズ」のなりすましメールに注意 - 添付ファイルはマルウェア
一連の攻撃は、総務省がISPやセキュリティベンダーと協力し、推進しているマルウェア対策活動「ACTIVE (Advanced Cyber Threats response InitiatiVE)」に便乗したものと見られる。
同事業では、ISPより感染端末利用者に向けて注意喚起のメールを送信。対策サイトのURLを紹介し、セキュリティ対策ソフトによる駆除を呼びかけるもので、前身となったサイバークリーンセンター(CCC)事業では駆除ツールも提供していた。
これまでになりすましの被害が確認された組織は、「NTTコミュニケーションズ」および「ICT-ISAC」だが、今後攻撃者が、これら以外の組織を名乗る可能性も十分に考えられる。
契約しているISPなど、なじみがある組織を名乗るメールであっても、添付されたファイルやメールへ記載されたリンクを安易に開かないよう、細心の注意を払う必要がある。
(Security NEXT - 2016/11/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
夏季休暇に備えてセキュリティ対策の見直しを
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
SonicWall「SMA 100」にバックドア、ゼロデイ攻撃か - 侵害調査の実施を
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
一部ブログ記事に意図しない外部スクリプト - アイティメディア
「Wing FTP Server」狙う脆弱性攻撃に注意 - 詳細公表翌日より発生
大音量で煽る「サポート詐欺」の被害、端末内部に学生情報 - 名大
先週注目された記事(2025年6月15日〜2025年6月21日)
「Cisco Meraki 」にDoS脆弱性 - SSL VPN処理で強制再起動