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MS、セキュリティ更新をリリース - 「Flash Player」ゼロデイ脆弱性へ対応

マイクロソフトは、「Adobe Flash Player」の脆弱性が修正されたことを受け、セキュリティ情報「MS16-128」を公開した。深刻度は「緊急」。

10月26日に「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートがリリースされたことを受け、「Internet Explorer」および「Microsoft Edge」に同梱された同プログラムを更新する「MS16-128」を公開したもの。

同プログラムでは、解放したメモリへのアクセスが可能となる「use after free」の脆弱性「CVE-2016-7855」が修正される。同脆弱性に対しては、Windowsを狙ったゼロデイ攻撃が確認されている。

マイクロソフトでは、10月の月例更新でも「Adobe Flash Player」の脆弱性に対処しており、今月2度目のアップデートとなった。また10月より月例更新をロールアップモデルへ変更しているが、「Adobe Flash」など一部は、ロールアップに含まれていないとしている。

(Security NEXT - 2016/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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