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「7-Zip for Windows」のインストーラーに脆弱性

ファイルの圧縮や解凍を行うアーカイバ「7-Zip for Windows」のインストーラーに脆弱性が含まれていることがわかった。

同ソフトにおいて、検索パスの設定に問題があり、悪意あるライブラリファイルを読み込むおそれがある脆弱性「CVE-2016-7804」が存在することが判明したもの。アプリケーションの実行権限でコードを実行されるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの吉川孝志氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。開発者は、脆弱性を解消した「7-Zip for Windows 16.03」を公開している。

(Security NEXT - 2016/10/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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