東急ハンズの通販サイトに不正アクセス - クレカなど個人情報流出の可能性
東急ハンズが運営する一部通信販売サイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報など個人情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。

情報流出を公表した東急ハンズ
不正アクセスを受けたのは、同社が運営する手づくり作品の通販サイト「ハンズ・ギャラリー マーケット」。同サイトのシステムに脆弱性が存在し、攻撃を受けたという。
同サイトにおいて2016年1月4日から9月9日にかけて商品を購入した顧客の個人情報861件が外部へ流出した可能性がある。氏名や住所、電話番号、購入履歴、届け先のほか、529人に関しては番号や有効期限などクレジットカード情報が含まれる。
クレジットカード会社から同社に対して9月9日に流出の可能性について指摘があり問題が発覚。その後、外部事業者による調査を実施していた。
同社では、関連する顧客へメールや書面で連絡を取っており、同サイトで利用したクレジットカードにおいて、心あたりがない請求が行われていないか確認するよう求めている。
同社では、ウェブサイトにおいてセキュリティ対策の強化など再発防止を進め、サービスの再開については改めてアナウンスを行う予定。また同社が運営する「ハンズ・ギャラリー マーケット」以外の通販サイトに関しては、不正アクセスの被害は確認されていないとしている。
(Security NEXT - 2016/09/30 )
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