大阪市で参院選の投票録など関係文書を紛失 - 選挙結果に影響なし
大阪市東淀川区は、7月10日投開票の参議院議員選挙において、19の投票所の投票に関する記録文書を紛失したことを明らかにした。投票管理者や投票立会人などの個人情報が含まれる。
7月10日の投開票終了後、19日に投票録の写しなど関係文書を市役所の選挙課宛てに送付する際、22カ所ある投票所のうち19カ所の投票記録関係文書が入った「開票所への投票録等送致袋」と「開票所への必要書類送致袋」がないことが判明した。
同市では、これらの送致袋について、投開票終了後の片付け時に所定の会議室で保管されていたことが確認されているとし、片付けの際に誤って不要書類とともに廃棄した可能性が高いと説明している。
紛失したのは投票録や代理投票申請書など18種の文書で合計270件。本来6年間保管する必要があるという。そのうち6種に、投票管理者や投票管理者職務代理者兼投票立会人、投票立会人各19人、民間従事者57人、投票箱が空であることを確認した選挙人38人の個人情報が記載されていた。
同市では、関係者に説明と謝罪を行う、また今回の紛失が選挙結果へ影響することはないとしている。
(Security NEXT - 2016/08/02 )
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