Android向け「WAONサービスアプリ」に盗聴のおそれ
イオンが、Android向けに提供している「WAONサービスアプリ」に、中間者攻撃を受けるおそれがある脆弱性が含まれていることがわかった。修正版がリリースされている。

Google Playで提供されている「WAONサービスアプリ」
「同1.4.1」および以前のバージョンに、SSLサーバ証明書を正しく検証しない脆弱性「CVE-2016-4832」が含まれていることが判明したもの。
マンインザミドル攻撃(MITM攻撃)を受けた場合、通信内容を盗聴されるおそれがある。
同脆弱性は、リスクファインダーの谷口岳氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整。同社では、脆弱性を解消した「同1.4.2」をGoogle Playでリリースしている。
(Security NEXT - 2016/07/15 )
ツイート
PR
関連記事
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
QNAP、アドバイザリ9件を公開 - 複数脆弱性を修正
アプリ生成「Lovable」に脆弱性 - 生成プロジェクトに影響
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
バックアップストレージ用ソフト「HPE StoreOnce」に複数脆弱性
「Roundcube」脆弱性、詳細やPoCが公開予定 - 早急に対応を
Auth0の複数SDKに脆弱性 - 細工Cookieでコード実行のおそれ
米CISA、「Chromium」脆弱性の悪用に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性を解消