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産総研と住友電工、自動車や工場などのセキュリティ研究で連携

産業技術総合研究所と住友電気工業は、セキュリティの共同研究室を設立した。

産総研情報技術研究部門内に「住友電工‐産総研 サイバーセキュリティ連携研究室」を設置したもの。関西センターを拠点として活動を展開する。

同研究室では、IoT環境などネットワーク接続機器におけるサイバー攻撃への対策技術をテーマに研究開発を推進。また研究を通じて、セキュリティ人材の育成にも注力していくという。

具体的には、産総研の暗号技術、組み込みシステム高信頼化技術など、セキュリティ技術を住友電工のインフラや産業システム、自動車および交通関連機器などの技術に応用。コネクテッドカーやスマートファクトリーの実証実験を進め、実用化を目指す。

(Security NEXT - 2016/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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