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京都動物愛護センターのサイトが改ざん - 閲覧でマルウェア感染のおそれ

京都動物愛護センターのウェブサイトが不正アクセスを受けて改ざんされ、閲覧するとマルウェアへ感染するおそれがあったことがわかった。

同センターが委託している外部サーバが不正アクセスを受け、サイトが改ざんされたもの。同センターは、2月27日20時ごろにウェブサイトを閉鎖し、被害状況など詳細を調べている。

改ざんされたウェブサイトを閲覧した場合、マルウェアに感染する可能性があった。改ざんされた日時はわかっていない。同サイトへアクセスしたことがある場合、マルウェアへ感染していないかチェックするよう呼びかけている。

同サイトでは個人情報を保有していないとし、個人情報流出の可能性を否定。また京都府や京都市の公式サイトは別サーバで運用されており、影響はないとしている。

(Security NEXT - 2016/03/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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