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ネットワーク管理ソフト「Netgear NMS300」に深刻な脆弱性

ネットワーク管理ソフト「Netgear NMS300」にリモートより任意のコードが実行可能となる脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

「同1.5.0.11」およびそれ以前のバージョンに、認証なく任意のファイルをアップロードできる脆弱性「CVE-2016-1524」が存在するもの。ブラウザよりファイルへアクセスすることが可能で、同ソフトが動作する権限でコードを実行されるおそれがある。

また認証可能なユーザーが、端末内部のファイルへアクセス可能となるディレクトリトラバーサルの脆弱性「CVE-2016-1525」も明らかとなっている。

脆弱性の修正プログラムなど提供されておらず、セキュリティ機関では、ウェブ管理画面へのアクセスを制限するなど対策を講じるよう注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2016/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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