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システム障害の疑義が寄せられた時の対応は? - IPA教訓集

外部からシステム障害の疑義が寄せられた時、どのような対応を取るべきか。情報処理推進機構(IPA)が、具体的な事例を挙げて対応のヒントを解説している。

IPAでは同機構が情報処理システムの障害事例や対策手法を体系化し、信頼できるシステムの構築に役立つ情報を取りまとめ、「情報処理システム高信頼化教訓集」として公開しており、今回「ガバナンス、マネジメント領域」に「システム動作の疑義問合せがあった場合の対応に関する教訓」を追加したもの。

コールセンターにおいてシステム障害の疑いについて指摘があったにもかかわらず、障害を認識できなかった事例を紹介。原因や対策などを解説するとともに、自社システムに問題が発生していることを前提に対処するようアドバイスしている。

また「技術領域」に、「パッケージ製品の機能カスタマイズに関する教訓」や「RDBMSのクエリ最適化機能に関する教訓」といったコンテンツを追加している。

(Security NEXT - 2016/02/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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