Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

京都女子大のメールサーバに不正アクセス - 迷惑メールの踏み台に

京都女子大学のメールサーバが不正アクセスを受け、約3万9000通の迷惑メール送信に悪用されていたことがわかった。

同大によれば、教職員3人のメールアカウントが乗っ取られたもので、12月10日0時半前から17日16時半過ぎにかけて、同大メールサーバが約2700回にわたりアクセスがあり、約3万9000通の迷惑メールが送信されたという。

17日0時に同大学のネットワーク管理者が問題に気付き、大学内の情報システムセンターが調査を実施。16時40分に対象アカウントのパスワードを変更した。関係者に対して厳重注意を行うとともに、学生や教職員へパスワード管理の徹底を求めた。

同大では、今回被害に遭ったアカウント以外のシステムに関しては、不正侵入や情報の改ざん、漏洩について否定している。

(Security NEXT - 2015/12/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

元小学校講師、退職後の不正アクセスで逮捕 - 浦安市
サイバー攻撃で約78GB流出、個人情報含まず - フジ日本精糖子会社
洋菓子店のオンライン通販サイトが不正アクセス被害
ベルギーチョコのECサイト、クレカ情報が流出
委託先よりDBアカウント漏洩、医療従事者情報が流出 - サノフィ
NAS上の人事異動情報に不正アクセス、職員を処分 - 新潟市
東急Gへの不正アクセス、検証用環境経由で侵入
通信販売サイトの不正アクセスで調査結果 - JF全漁連
長崎県産品通販サイトの不正アクセス、調査結果を公表
菓子通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性