Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

NICTら、ドローンの制御通信を暗号化する技術など開発

情報通信研究機構(NICT)は、ドローンの安全な飛行制御通信を実現する技術を開発し、実証実験に成功したと発表した。

同技術は、暗号通信により制御通信の乗っ取りや情報漏洩を防ぐもので、同機構とプロドローンおよびサンエストレーディングと共同で開発した。

真性乱数を共通の暗号鍵としてドローンと地上局間で共有し、制御通信をパケットごとに異なる真性乱数を用いて暗号化する「ワンタイムパケット暗号化」を実装。

またドローンの制御範囲を拡大するため、地上局間で制御の引き継ぎに対応。複数の暗号鍵をドローンに搭載し、対となる暗号鍵を複数の地上局に配送することで、広域での安全な飛行誘導を実現している。

地上での暗号鍵の配送法には、信頼できる宅配サービスなどを利用した人手による配送(第一世代)と、量子配送ネットワークによる自動配送(第二世代)があり、今回いずれも実証実験に成功した。

今後、第一世代の配送システムを2年以内に商品化する予定。

(Security NEXT - 2015/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

CODE BLUE、全講演者が決定 - 特別講演にAudrey Tang氏
脆弱性「Zerologon」でドメイン管理者権限奪取のおそれ - 詳細明らかに
「TLS 1.2」以前に「Raccoon Attack」のおそれ - OpenSSL、F5などが対処
「GnuTLS」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
米政府、北朝鮮関与「BeagleBoyz」に注意喚起 - 金融機関狙う「FASTCash 2.0」を展開か
複数メーカーの「ATM」に脆弱性 - 預金不正引出や乗っ取りのおそれ
テレワーク環境でマルウェア感染、社内に拡大 - 三菱重工
新型コロナ便乗サイバー攻撃、3カ月で40倍
Ciscoの複数ネットワーク管理製品に深刻な脆弱性 - 認証回避や遠隔操作のおそれ
攻撃グループ「Tick」、資産管理ソフトへの脆弱性攻撃を継続 - 標的型攻撃も