患者の個人情報含むUSBメモリを院内で紛失 - 兵庫医科大病院
兵庫医科大学病院において、患者3835人分の個人情報が保存されたUSBメモリが所在不明となっている。
糖尿病治療薬の使用状況を調査するため、同院の薬剤師が手続きを行った上で、患者情報のデータを7月21日に私物のUSBメモリに保存。その後USBメモリは更衣室の個人ロッカーなどで施錠保管していたが、9月15日にUSBメモリ内のデータを確認しようとしたところ、紛失していることに気が付いたという。
問題のUSBメモリには、4月1日から6月30日にかけて糖尿病、内分泌、代謝内科を受診した患者3835人の氏名やID、性別、生年月日などが保存されていた。パスワードなどセキュリティ対策は講じていなかった。
捜索を行ったが発見できず、警察に遺失物届を提出。同院では、対象となる患者に事情を説明し、謝罪する書面を郵送した。不正利用などは確認されていないという。
(Security NEXT - 2015/09/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
学会資料に関する患者情報含んだUSBメモリが所在不明に - 山口大病院
入院患者情報含むUSBメモリが所在不明 - 淡路医療センター
個人情報含むUSBメモリ4本が所在不明、監査で発覚 - 静岡県
高校生徒の個人情報含むUSBメモリを持ち出して紛失 - 名古屋市
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 呉市
患者の個人情報含むUSBメモリが所在不明 - 大阪医薬大病院
中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市
教員が個人情報を持出、学生との共有サーバに誤保存 - 法政大
患者情報含むUSBメモリ、ポケットに入ったままクリーニングに出して紛失か