Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

5121社分の顧客情報がネット経由で閲覧可能に - NTTファシリティーズ

NTTファシリティーズは、5121社分の顧客情報と同社従業員413人の個人情報が、外部から閲覧できる状態だったことを明らかにした。

外部のオンラインストレージにアップロードされ、閲覧可能状態だったことが7月21日に判明したもの。2004年度から2006年度までに同社に発注した5121社分の企業名、支店名、発注案件や発注金額、売上額などと、同社の内部管理情報が閲覧可能だった。さらに翌22日には、従業員のべ413人の個人情報が流出していることもわかったという。

同社ではサイト管理者に情報の削除を依頼。現在は閲覧ができない状態だという。また顧客情報を保存している同社サーバーへの不正アクセスを否定した。対象となる顧客には、個別に説明するなど対応を進めるという。

(Security NEXT - 2015/07/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

学年全体のテスト結果を生徒がアプリ上から閲覧可能に - 大阪市
公開表計算ファイルから個人情報が閲覧可能に - 立命館APU
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
問合フォームより送信された資料が外部閲覧可能に - 充電池リサイクル団体
農業委員会の調査フォームに不備、個人情報が流出 - 大阪府
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
転職情報サイトで不具合 - 直近勤務先から登録情報が閲覧可能に
フォーム設定ミス、学園祭イベントの参加者情報が流出 - 東京医科歯科大
地域共生事業の参加申込フォームに不備、個人情報が流出 - 鎌倉市
位置情報共有サービス「NauNau」で情報流出か - 事実関係を調査