開示文書の墨塗り個人情報、出力ミスで参照可能に - 北九州市
福岡県北九州市は、開示した教員採用試験に関する行政文書に不備があり、墨塗りされた不開示情報の個人情報が参照できる状態だったことを明らかにした。
同市によれば、2026年3月18日、2020年度から2024年度に実施された教員採用試験に関する行政文書を電子ファイルで開示したところ、不備が判明したもの。4月20日に開示請求者から指摘があり、問題が判明した。
不開示情報を参照できないよう黒色でマスキング処理を実施。PDFファイルを出力する際、画像として出力すべきところ、文字データが含まれるPDFファイルを生成したため、処理部分の文字データを参照できる状態だった。
開示した文書には、2020年度から2024年度までの教員採用試験申込者4135人に関する氏名、受験番号、年齢、性別など、のべ5217件の個人情報が含まれていた。
同市では、開示請求者に対して提供した文書の返送と複製されたデータの削除を依頼。不開示処理を行った文書をあらためて送付する。また個人情報が閲覧可能だった試験申込者には、書面で経緯を説明し、謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2026/05/08 )
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