Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ハローワークの職員端末で不正通信 - マルウェア感染が判明

ハローワークの職員が利用する端末がマルウェアへ感染していたことが判明した。情報漏洩など具体的な被害は確認されていないが、詳細を調べている。

20150717_hw_001.jpg
職員端末でマルウェア感染が判明したハローワーク

ハローワークの職員が利用する端末1台にマルウェアが感染していることが7月15日に判明したもので、前日14日に端末から不正な通信を確認したことからネットワークから隔離。その後の調査でマルウェアへの感染が判明した。

情報流出など現時点では確認されていないが、厚生労働省では詳細について調査を進めている。また他端末がマルウェアへ感染していないことを確認したという。

今回の問題に関して、ハローワークで利用する基幹システムへの不正アクセスについては否定。求人情報検索やハローワークインターネットサービスなどをはじめ、ハローワークの業務は通常どおり提供している。

(Security NEXT - 2015/07/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

健康商材のB2Bマッチングサイトに不正アクセス - 顧客情報が流出
サーバがランサム感染、取引先情報が流出の可能性 - 無線通信機器メーカー
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創
ネックストラップ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
獣医学本販売サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
スポーツ用品通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
日本茶の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
食肉通販サイトに不正アクセス - 顧客情報が流出した可能性
インスタアカウントが乗っ取り被害 - 泉大津市のホテル
市施設サイトに不正アクセス、メール配信CGIの脆弱性が標的に - 小諸市