43店舗で休眠口座の印鑑届を紛失 - 鳥取銀
鳥取銀行は、休眠口座の印鑑届3万5476件が所在不明になっていることを明らかにした。解約済印鑑届と混同して廃棄した可能性が高いという。
所在不明となっているのは、10年以上取引のない休眠口座の印鑑届。4月に一部店舗で紛失が発覚。全店舗の調査を行ったところ、43店舗であわせて3万5476件を紛失していることが判明した。大半は1984年以前に休眠口座となったものだという。
印鑑届には、氏名や住所、電話番号、口座番号、印影などが記載されているが、情報の不正利用に関する報告は確認されていない。
同行では本来稼働している口座分と分け、期限を決めずに保管しているが、解約より10年後に廃棄することになっている解約済印鑑届と誤って廃棄した可能性があるという。
同行では、対象となる休眠口座については、保有データに基づいて、通常とおり本人確認を行ったうえで解約や払い戻しを行うとしている。
(Security NEXT - 2015/07/09 )
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