Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

顧客リストを訪問先に置き忘れ、匿名の指摘で発覚 - 常陽銀

常陽銀行は、法人顧客のリストを訪問先に置き忘れたことを明らかにした。匿名による指摘があり発覚したという。

同行によれば、2020年6月に取手支店で法人の顧客情報を一覧化した紙媒体のリストを、営業の訪問先である企業に置き忘れていたことが判明したもの。

同リストには同行の取手支店、藤代支店、戸頭支店、取手西支店において取引のある法人顧客65件の情報が記載されていた。法人の名称、住所、融資残高、顧客の格付け、電子申告利用の有無などが含まれる。

2025年9月に匿名の封書が届き、行内で調査を行ったところ問題が明らかとなった。

置き忘れたリストについてはすでに回収済みで、リストにあった顧客に対し、経緯を説明して謝罪するとともに、監督官庁へ報告を行った。

今回の問題について引き続き調査し、責任の所在を明らかにしたうえで厳正に処分する方針を示している。

(Security NEXT - 2025/10/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

患者リストを患者宅に置き忘れ、返却で判明 - 大阪精神医療センター
個人情報の置き忘れや誤交付などが発生 - 横浜労災病院
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
学生情報含む書類を電車内に置き忘れて紛失 - 洗足学園音大
研究員がバス停に置き忘れノートPCを紛失 - 大阪公立大
個人情報含むPCを電車内に置き忘れて紛失 - 加熱装置メーカー
委託先が資料を空港トイレに置き忘れ、出発 - 佐賀県
個人情報含む資料を工事現場に置き忘れて一時紛失 - 名古屋市
児童の個人情報含む書類を小学校体育館に置き忘れ - 名古屋市
報道記者が個人情報含む資料を一時紛失 - ABCテレビ