Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Adobe、8日にFlash更新を公開予定 - ゼロデイ脆弱性に対応

伊Hacking Teamから情報流出し、Adobe Flash Playerに深刻なゼロデイ脆弱性が含まれていることが判明した問題で、Adobe Systemsは、米国時間7月8日に緊急アップデートを公開すると発表した。

20150708_as_001.jpg
公開予定をアナウンスしたAdobe Systems

今回明らかになったのは、「同18.0.0.194」および以前のバージョンに影響を及ぼす脆弱性。CVE識別番号は「CVE-2015-5119」に採番されており、重要度は「深刻」。Windowsをはじめ、Mac OS X、Linuxに影響を及ぼすという。

同社では米国時間7月8日に緊急アップデートを公開する予定としており、Adobe Flash Playerや同ソフトを同梱するブラウザの利用者に注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2015/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「VPN脆弱性」以外の侵入経路もお忘れなく - 水飲み場攻撃など健在
米当局、9月に脆弱性26件を悪用リストへ登録 - 直近2年で最多
先週注目された記事(2024年9月15日〜2024年9月21日)
「Windows」や「WebLogic」など脆弱性5件の悪用に注意
米当局、「Adobe Flash Player」脆弱性を悪用リストに追加 - 使用中止求める
2Qのインシデント件数、前四半期比6%減 - 「スキャン」半減
「LINEギフト」で出店者に不適切な情報提供 - 通信内容に送り主の情報も
脆弱性攻撃の8割超が「Office」狙い - いまだFlash狙いの攻撃も
「VMware vCenter Server」に2件の脆弱性 - アップデートが公開
さよなら「Adobe Flash Player」 - 2020年末でサポート終了