悪者にもっとも便乗されているヒーローは?
国内では、アメリカンヒーロー映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の封切りが目前だ。こうしたヒーロー人気に便乗した不正行為も多いとして、マカフィーがリスク調査を実施している。
同調査は、インターネット検索において、不正サイトなどへ誘導される「リスクの高いヒーロー」を調べたもの。同社では、著名人についても調査を行っており、その「ヒーロー版」にあたる。
検索サイトでヒットしたウェブサイトの安全性を調べたところ、もっとも危険だったのは、「アクアマン」。20%の確率で危険なサイトに誘導される状況だった。
国内ではあまりなじみのないヒーローだが、マカフィーによれば、1941年に脇役で登場。子どものころに熱狂した世代から若者まで人気を博しているという。
ヒーロー映画やテレビ番組がブームとなっており、人気に便乗して、悪意あるサイトに誘導する手口は多く、注意が必要な状態だという。また若年層への配慮なども求められる。
同社の調査による「最も危険なスーパーヒーロー」のランキングは以下のとおり。
1位:アクアマン
2位:アイアンフィスト
3位:ウルヴァリン
4位:ワンダーウーマン
5位:ドクターストレンジ
6位:デアデビル
7位:インクレディブル・ハルク アイアンマン
8位:キャットウーマン
9位:グリーンランタン
10位:バットマン
(Security NEXT - 2015/07/01 )
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