JWT用PHPライブラリの署名検証機能に脆弱性
JSON Web Tokenを扱うPHPライブラリ「namshi/jose」にトークンの署名を正しく検証しない脆弱性が含まれていることがわかった。
脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同ライブラリのJWTにおけるヘッダ処理に脆弱性「CVE-2015-2964」が存在。トークンデータが改ざんされた場合も正しい署名が行われているとして処理されてしまうおそれがあるという。
脆弱性が存在するのは、「同5.0.0」「同4.0.0」「同3.0.0」「同2.2.1」で以前のバージョンも含まれる。
同脆弱性は、DeNAの杉山俊春氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告しJPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正した新版が公開されており、アップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/06/26 )
ツイート
PR
関連記事
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「NVIDIA DGX Spark」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Druid」のCookie署名に脆弱性 - アップデートをリリース
Atlassian、2025年10月の更新で脆弱性39件を修正
MFA基盤管理製品「RSA AM」にセキュリティアップデート
「LogStare Collector」に複数の脆弱性 - 最新版へ更新を
「Apache Syncope」に脆弱性 - 内部DB構成でPW特定のおそれ
