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委託先3事業者が労働保険書類を誤送付 - 厚労省

厚生労働省は、事業主宛ての通知書などの発送業務を委託している3事業者において、あわせて58件の誤送付が発生していたことを明らかにした。

誤送付が発生したのは、同省から事業主に送付する「労働保険概算・確定保険料申告書及び労災保険率決定通知書」。全国8ブロックのうち、東京、近畿、中国・四国ブロックの送付業務を同省より請け負っている3事業者において、異なる事業所宛ての書類を同じ封筒に入れて送付していたことが、6月5日に事業所からの連絡により判明した。

誤送付の件数はあわせて58件。事業所の名称や住所、事業主の氏名、労働保険番号、申告済みの概算保険料額、保険料率などが記載されていた。対象となる事業所には、同省の職員が謝罪を行うとともに、書類を回収。正しい送付先へ届けたという。

同省では、誤送付した受託事業者に対して厳正な対処を実施するとしている。

(Security NEXT - 2015/06/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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