OracleがCPUを公開 - 98件の脆弱性に対処
Oracleは、四半期ごとに公開している同社製品の定例アップデート「クリティカルパッチアップデート(CPU)」を公開した。
今回のアップデートでは、「Java SE」や「Oracle Database」「Oracle MySQL」をはじめ、15の製品グループに存在する脆弱性98件に対応した。
さらに「Oracle Fusion Middleware」「Oracle Fusion Applications」「Oracle Hyperion」「Oracle Enterprise Manager」「Oracle Applications」「Oracle Retail Industry Suite」「Oracle Health Sciences Applications Suite」「Oracle Right Now Service Cloud」「Oracle and Sun Systems Products Suite」「Oracle Support Tools」などの修正が含まれる。
共通脆弱性評価システム「CVSS v2」でスコアが「7.0」以上の脆弱性は18件。同社では、脆弱性の悪用を防ぐため、テスト環境で動作を確認した上で早期にアップデートを適用するよう推奨している。
また今回のCPUをもって「Java SE 7」の公式アップデートが終了する。利用しているバージョンの確認を行ったうえで、最新版へ移行するよう求めている。
(Security NEXT - 2015/04/15 )
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