Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「JBoss RichFaces」コードが実行される脆弱性 - 修正版が公開

ウェブアプリケーションフレームワーク「JavaServer Faces(JSF)」向けに提供されているライブラリ「JBoss RichFaces」に脆弱性が含まれていることがわかった。修正版が公開されている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「doパラメータ」の処理に脆弱性「CVE-2015-0279」が存在。入力内容を細工することにより、任意のJavaコードが実行可能になるという。

脆弱性を修正した「同4.5.4」が提供されている。今回の脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの寺田健氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を行った。

(Security NEXT - 2015/04/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ITインフラ監視ツール「Pandora FMS」に脆弱性 - アップデートで修正
「Active! mail 6」に「XSS」や「CSRF」脆弱性 - 修正版へ更新を
「PHP」に複数脆弱性 - セキュリティリリースが公開
ブラウザ「Chrome」の「Cookie暗号化保護」を破壊する「C4攻撃」
「Chromium」の脆弱性狙う攻撃 - 派生ブラウザ利用者も注意を
「Lucee」にクリティカル脆弱性 - 悪用コード公開済み
「MS Edge」にアップデート - ゼロデイ脆弱性などに対応
「Cisco Unified CM」に深刻なRCE脆弱性 - ESリリースのみ影響
「Citrix Bleed 2」への懸念広がる - 提供元は「悪用未確認」強調
メッセージ保護アプリ「TM SGNL」の複数脆弱性、悪用リストに追加