ゲームサイト「GAMECITY」を装うフィッシング
ゲーム情報サイト「GAMECITY」を騙るフィッシングメールが出回っている。同サイトを運営するコーエーテクモゲームスやフィッシング対策協議会では、注意を呼びかけている。
今回見つかったのは、アカウントの確認を装ったフィッシングメール。本文では、利用者のアカウントが、何らかの取り引きに利用されているおそれがあるなどと不安を煽り、記載したURLからログインして確認するよう促す。文末には「GAMECITY市長より」とあり、日付は3月30日付けだった。
日本語の言い回しなどに不自然な点はないが、一部に「スクウェア・エニックス」と関係ない他ゲームベンダーの記載があるなど、不審な点も見られる。リンク先は正規サイトを模したフィッシングサイトで、「市民ID」とパスワードの入力を求めていた。
フィッシング対策協議会では、3月31日12時の時点で同サイトの稼働を確認しており、同協議会では閉鎖に向けて調査をJPCERTコーディネーションセンターに依頼した。
コーエーテクモゲームスでは、正規のログインページでEV SSL証明書を利用しているとして、サイト利用時にはアドレスバーなどで運営者名を確認するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2015/03/31 )
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