Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SerVision HVG Video Gateway」に複数の脆弱性

SerVisionの「HVG Video Gateway」におけるウェブインタフェースに、複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同製品のファームウェアに認証回避およびアクセス制御の脆弱性「CVE-2015-0929」や、パスワードがハードコードされている問題「CVE-2015-0930」が存在するという。脆弱性が悪用されると、リモートで管理者権限を取得されるおそれがある。

脆弱性を修正したファームウェア「同2.2.26a100」が提供されているが、権限昇格の脆弱性については修正されておらず、注意が必要。

(Security NEXT - 2015/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Oracle Fusion Middleware」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Grafana」にクリティカル脆弱性 - なりすましや権限昇格のおそれ
DB管理ツール「pgAdmin4」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache Causeway」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
ファイル転送サーバ「SolarWinds Serv-U」に脆弱性 - 「クリティカル」も複数
SonicWall製ファイアウォールにDoS脆弱性 - SSL VPN有効時に影響
エプソン製プロジェクターに脆弱性 - 310機種に影響
「FortiOS」に3件の脆弱性 - アップデートで修正
米当局、「Chromium」ゼロデイ脆弱性に注意喚起 - 派生ブラウザも警戒を
「Monsta FTP」に深刻な脆弱性 - 8月のアップデートで修正済み