Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サイト改ざんは収束傾向 - 「ShellShock」や「Heartbleed」が影響

被害内容の内訳では、「踏み台として悪用」が38件で最多。「サービス低下(22件)」「オンラインサービスの不正利用(21件)」「ウェブサイト改ざん(15件)」と続く。原因は「ID、パスワード管理の不備(17件)」「古いバージョン、パッチ未導入(11件)」「設定不備(10件)」だが、原因不明も35件と目立つ。

2014年に同機構に寄せられた相談件数は1万5598件。2013年の1万5227件から371件の増加した。「ワンクリック請求」に関する相談は3301件で前年の3287件から微増となったが、そのうちスマートフォン利用者からの相談が790件と、前年の393件から倍増している。

また、「偽セキュリティ対策ソフト」に関する相談が624件、「インターネットバンキング」関連が158件、「ランサムウェア」関連が35件だった。

(Security NEXT - 2015/01/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サイバー攻撃で狙われ、悪用される「正規アカウント」
「違法情報」の通報が約28.2%増 - 「犯罪実行者募集」は4000件超
先週注目された記事(2024年3月17日〜2024年3月23日)
2023年の不正アクセス認知件数、前年比2.9倍に急増
「WordPress」における不用意な露出に注意 - 攻撃の糸口となることも
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
上半期の不正アクセスによる検挙は188件 - 前年同期比19.3%減
Pマーク事業者の個人情報関連事故報告、前年度の約2.3倍に
不正アクセスの認知件数が前年比約45%増 - 検挙者は9.4%増加
2022年マルウェアの被害届出が約3倍に - 8割弱が「Emotet」