Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

システム設定ミスで会員のメールアドレス流出 - 中高生向けウェブ講習サービス

中高生向けの会員制ウェブ学習サービス「スマートレクチャー」の会員向けメールで、システム設定ミスによる誤送信が発生し、会員のメールアドレス832件が流出した。

同サービスを運営する新興出版社啓林館および教育情報サービスによれば、2014年12月25日14時46分に送信した会員向けメール「スマートレクチャー通信 No.2」において、会員のメールアドレス832件が表示された状態になった。

メール配信は今回が2回目で、前回の配信時に問題はなかったが、メール送信システムの一部に見つかった軽微な不具合を修正した際、送信先に関するプログラムを書き換えたところ、問題が生じたという。

システム修正後の動作確認作業も不十分だったため、ミスに気が付かなかった。同社では同日中にシステムの修正。チェックの多重化やシステムの確認方法を変更するなど、再発防止に取り組む。また対象となる会員に報告と謝罪のメールを送っている。

(Security NEXT - 2015/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

連絡メールの同報送信でメアド流出 - 大阪健康安全基盤研究所
ニュースメール誤送信で関係者のメアド流出 - 国立環境研究所
利用者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 就労移行支援事業所
顧客向け情報提供メールで誤送信 - フジトミ証券
職員と同姓の第三者に業務メールを同報送信 - 履歴選択時に勘違い
委託先がメール誤送信、官報情報検索サービス利用者のメアド流出 - 国立印刷局
個人メアドに業務ファイル送信、入力ミスで第三者に - 佐伯市
緑地管理者がボランティア宛てメールを「CC」送信 - 名古屋市
ひとり親世帯の対象者リストを第三者に誤送信 - 山形県
健康ポイント参加者宛の案内メールで誤送信 - 鏡野町