Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

2支店で顧客情報記載の帳票7500件を紛失 - 金沢信金

金沢信用金庫は、安原支店と小立野支店において、あわせて7508件の顧客情報が記載された帳票が、所在不明になっていることを明らかにした。

同金庫において、文書の集中管理を進めるため、保管している帳票の管理状況を自主点検したところ紛失が判明したもの。

安原支店において2008年6月から9月に扱った為替関係帳票綴りを紛失していることが判明。それを受けて全店舗で一斉点検を実施したところ、小立野支店において2006年9月から2007年3月までの為替関係帳票綴りが所在不明となっていることがわかった。

紛失件数は安原支店が5054件、小立野支店が2454件のあわせて7508件で、顧客の氏名、住所、電話番号、口座番号、取引金額などが含まれる。

一斉点検では、同2支店以外にも10支店において文書の紛失が発覚したが、いずれも廃棄証明書などが残っており、保管期間終了前に誤って廃棄したもので、紛失は2支店のみであると結論付けている。また紛失した帳票に関しても誤って廃棄した可能性が高いと説明している。

(Security NEXT - 2015/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報記載の伝票綴1冊が所在不明 - 東春信金
13年以上にわたる顧客情報の持ち帰りが判明 - 北海道信金
解約済み預金の一部印鑑届を紛失、誤廃棄の可能性 - 大阪信金
ATMの取引情報が記録された記録媒体を紛失 - 杜の都信金
2支店の顧客情報含む内部資料が所在不明に - しまなみ信金
顧客情報を記録した一部メディアが所在不明 - 宮城第一信金
5店舗で顧客情報含む書類を紛失、誤廃棄が判明 - 島田掛川信金
2店舗で睡眠預金の関連帳票を紛失 - 旭川信金
解約元帳やローン借入申込書など誤廃棄の可能性 - コザ信金
21店舗で顧客情報の紛失や誤廃棄が判明 - 福岡ひびき信金