Adobe、Flashのセキュリティ更新を公開 - 攻撃コードが発生中
Adobe Systemsは、6件の脆弱性に対応した「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートを公開した。一部脆弱性は、すでにエクスプロイトが流通しているという。

今回公開したプログラムは、あわせて6件の脆弱性を解消するセキュリティ更新。メモリ破壊が発生する「CVE-2014-0587」「CVE-2014-9164」など、脆弱性が悪用されると端末の制御を奪われるおそれがある。
なかでもバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2014-9163」は、エクスプロイトが流通しているとの報告を受けているという。ただし「同15.0.0.246」以降を利用している場合は、影響を受けない。
また今回の更新には、国内から報告されたものも含まれており、ディー・エヌ・エーの杉山俊春氏が報告した同一生成元ポリシーを破る脆弱性「CVE-2014-0580」に対応している。
(Security NEXT - 2014/12/10 )
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