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トレンド、家庭用GWにセキュリティ技術を供給 - IoEデバイス保護で需要開拓

トレンドマイクロは、家庭用ゲートウェイへの搭載を想定したセキュリティ技術「Trend Micro Smart Home Network」を開発し、ASUS製無線LANルータへOEM供給を開始した。

同社では、IoE(Internet of Everything)が進み、セキュリティ対策ソフトを導入できないデバイスの増加を視野に入れ、「接続ポイント」を利用したセキュリティ対策の一括管理をあらたなビジネス戦略のひとつに掲げている。

今回開発した「Trend Micro Smart Home Network」はその一環で、ルータなど家庭用ゲートウェイへ供給。同技術を活用することで、ネットワーク内部から不正サイトへのアクセスを制御したり、ネットワーク内部のOSやアプリケーションに対する脆弱性攻撃を防御することが可能。

またマルウェアへ感染した端末からの通信を遮断することができるほか、アプリケーションごとの利用制限やペアレンタルコントロールを実現。さらに家庭用ゲートウェイにおけるセキュリティ設定の診断、ネットワーク通信量の制御といった機能を提供している。

(Security NEXT - 2014/09/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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