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大阪市水道局、個人情報5564件を紛失 - 事務処理マニュアルの不備で誤廃棄か

大阪市水道局は、8営業所において個人情報が記載された申請書5564件の紛失が判明したと発表した。事務処理マニュアルの不備により、処理が完了した申請書を誤って廃棄した可能性が高いという。

紛失したのは、共同住宅全体の水道料金を管理会社へ一括請求できる共同住宅料金制度の適用を申請した書類。1月17日、申請書の情報公開請求を受け、大宮営業所において申請書を確認したところ、紛失に気が付いた。

その後、全営業所で申請書の保管状況を点検。同営業所を含む8営業所において、調査対象2万8816件のうち、あわせて5564件の所在がわからない状態だという。

同申請書には、申請者と管理責任者の氏名、住所、電話番号、印影のほか、共同住宅の所在地、名称、総戸数、入居戸数、入居者の氏名、印影、部屋番号などが記載されていた。また、「建築物等確認済証」のコピーなど共同住宅であることを確認できる書類が添付されている。

同申請書は、各営業所でオンラインシステムに入力した後は年度別にファイリングして保管が義務付けられているが、事務処理マニュアルがなかったことから誤って不要書類として扱い、ファイルごと廃棄していた可能性が高いという。また、ほかの書類と混ざって廃棄されたケースもあるとしている。

同局では、紛失した情報の不正利用に関する報告はなく、水道料金への影響もないと説明している。

(Security NEXT - 2014/08/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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