Apple、OS X向けにセキュリティ更新を公開 - 13件の脆弱性を修正
Appleは、OS X向けに複数の脆弱性に対応するアップデート「Security Update 2014-002」を公開した。
今回の更新は、「OS X Lion 10.7.5」「OS X Mountain Lion 10.8.5」「OS X Mavericks 10.9.2」向けに提供するセキュリティアップデート。あわせて13件の脆弱性に対応した。
細工された画像ファイルを開くとアプリケーションがクラッシュしたり、コード実行のおそれがある「ImageIO」の脆弱性「CVE-2014-1319」やスクリーンロックがかからなくなるパワーマネジメントの脆弱性「CVE-2014-1321」をはじめ、13件のうち7件は「Mavericks」のみが影響を受ける脆弱性だという。
また、SSL接続においてデータの漏洩や改ざんされるおそれがある脆弱性「CVE-2014-1295」に対応。暗号化通信における脆弱性だが、OpenSSLにおいて判明した脆弱性「Heartbleed」とは異なる。また「CFNetwork」における「HTTPプロトコル」処理に存在する脆弱性へ対応した。
(Security NEXT - 2014/04/23 )
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